「NO!」とはっきり言えないのは日本人の特徴でもありますし、「NO!」というと嫌われるのではないかという不安もあります
しかしフリーランスは時として「NO!」と言えなければなりません!!
わたくしは「フリーランス」として会社に属さず自分のスキルを使って仕事をしていますがまさに「NO!」と言えない側の人間でした
サラリーマンを経験せずに20年以上フリーランスを続けて「仕事を断る勇気」が出たのは20年たってからでした(遅い!)
■これからフリーランスになろうと思っている方
■すでにフリーランスで活躍中の方
■仕事を断る勇気がないフリーランスの方
みなさんには「フリーランス」として「NO!」と言える勇気を持ってほしい!
わたくしのような「断る勇気」のない人間にはなって欲しくはないのです
「フリーランス」の今後の発展のためにも!
「仕事を断る方法」とは?
■「NO!」と言えるフリーランスになろう!
フリーランスは基本的に「受け手」側になりますので、仕事の発注がきて報酬が発生するというシステムです。
待っているだけじゃ仕事はきませんし、スキルがなければ仕事はきません
自分から動いて仕事を取りに行くこともあります!
仕事が来ない=お金がもらえない
だから最初は「どんな仕事でもやります!」「ギャラとか関係ありません!」という状態からスタートして、まずは「人間関係」を作ることから始めるのが普通かと思います
「来た仕事はすべて受ける!」
ただ、スタートはこれでいいとしても、その先が「地獄」の場合もありますし、逆に「天国」となることもあります
「フリーランスの地獄と天国」についてはこちらを参考に↓
仕事を断る勇気
フリーランスにとって「人間関係」は非常に重要な部分を占めるのですが、やはり「イヤなものはイヤ!」「こんな仕事したくない!」と「断る勇気」も必要になります
「イヤな仕事」を「イヤイヤ」受けた場合「仕事」にもやはり影響しますし、自分の価値(スキル)が下がることにもなりかねません…
「あいつ仕事できねーな!」となる可能性もあります
だからこそ「NO!」と言えるフリーランスになりましょう!
ただ、そう簡単には「仕事を断る」ことはできないのです…
■仕事を断れない理由
仕事を断ることができない理由があるのも事実です
フリーランスは人とのつながり「人間関係」が重要なので「もしこの仕事を断ったらこの人に嫌われて今後も仕事くれないだろうな」とか、考えますよね?
良くも悪くも自分の意思で「仕事を受ける」「受けない」を決定できるので「自分」への評価と直結するのです。
仕事を断れない理由はいくつかあります (個人的な感想)
●仕事を断ることによって人間関係にヒビが入るがイヤ
●いつも仕事を与えてくれる人だから
●断ると逆にストレスが発生するから
●今後が不安だから
●ギャラが高いから (仕事内容はひどい)
●ギャラは安いけどヒマだから
それぞれのフリーランスによっても違いはあると思いますが、いろんな事情で本当に「断れない理由」も存在するのは事実です。
フリーランスの業種も様々あります! 「フリーランスあるある」 ↓
■これ言われると「断れないよー」というセリフ
これ言われてしまうと「断れないよー」というセリフを個人的にまとめてみました
「あなたのスキルが必要なんです!」と言われたら正直気持ちいいのですがそうではない場合も多いのです…
例えばこちらが仕事を「受けよう」か「受けない」か迷っている時に発注側の人間がこのようなセリフで仕掛けて来ます
●「じゃあ、他の人に依頼します」
●「代わりはいますからねー」
●「他の方はもっとギャラ安くできるって言ってましたけどね?」
●「ギャラ高いですけどね?」
●「どうします?次につながる仕事だと思いますけどねー」
●「まあ、まかせますよ」
みなさんはどうしますか? 「NO!」と言えますか?
心が弱いわたくしのような人間は…
「じゃあやります!」「お願いします!」
こんなことになっちゃうのです(笑)
「断れよ!」と思いますよねー
■本当にあったひどい仕事の発注例
フリーランスであるわたくしの体験談をご紹介
仕事の依頼・発注がくるのは非常にうれしいことですが、その反面ひどい仕事もあります。実際にわたくしが「受けたひどい仕事」の例を…
夜中に電話がかかってきました
(発注先)「あの、仕事の依頼なんですけど」
(自分)「はいはい」
(発注先)「今度打ち合わせあるのでスケジュール調整していただいてもいいですか?」
(自分)「どんな仕事ですか?」
(発注先)「まあまあ、打ち合わせの時にお話しします」
(自分)「…… わかりました」
スケジュールを調整して打ち合わせすることに…
(発注先)「@@@@@@」の仕事なんですけど大丈夫ですか?
(自分)「うーん」
(発注先)「なんとかお願いしますよー」
わたくしはその方との人間関係もあって、とりあえず仕事を受けることに
すると!
(発注先)「あのーこれ追加でー」「これ直してください」「これイメージと違いますね」
などのメールや電話が多数
イラっとしながらも「仕事を受けた」のでやり遂げたのですが実は契約書もなく、人間関係だけで仕事を受けてそのあとで金額提示のパターンですよ
→これは自分が悪いことはわかってます
(発注先)「今回のギャラなんですけどこれ(少額ギャラ)しか無理なんです」
(自分)「むちゃくちゃ仕事しましたけど、これですか?」
(発注先)「「ちょっと他にお金がかかりまして…」
(自分)「……じゃあ仕方ないですね」
こうなると地獄です。 (実話)
そうならないためにも…
■断らずに仕事を受けると…
無理して仕事を断らずに受けた場合
断れずにどんどん仕事を受けて、キャパシティオーバーになって体を壊したり、ミスを多発したりすると仕事の発注はなくなっていきます
こんなことをしているようじゃ「フリーランス」になった意味がありませんよね?
好きなことを仕事にしてるはずだから
とにかく「自己管理」を大切にしながら「NO!」と言える場合は言いましょう!自分を守るるのは自分しかいないのです!
フリーランスにとって「時間」は非常に大切です!「NO!」と言える勇気がなければこの時間はどんどん削られていきます!
「時は金なりで稼ぐフリーランス」にて「時間の重要性」↓
やっぱり断る勇気を持つことも大事なんですよ!
■仕事をうまく断る方法
「うまく断る方法」これがもっと早くわかればよかったんですけどねー
やはり「仕事がなくなるのが怖い」ので全部受けてきましたが、20年以上たったのでそろそろ断ってもいいかな? と
最近「断る方法」で使っているのが…
「この仕事は自分には向いてないと思います」
「もっといい人がいると思いますよ」
「この仕事は自分では役不足だと思います」
「バカなんでちょっとこれはわからないですねー」
こんな感じでかわすことを少しだけ覚えました。
ただ… ここからさらに「それでもやって欲しいんです!」と言われたら…
「はい!じゃあお願いします!」と仕事受けます(笑)
スキルを必要とされているのはやっぱりうれしいですからね!
■まとめ|NO!と言えるフリーランスになろう
「NO!」と言えるフリーランスになりたい!とずっと思って生きてきました
しかし「お金を稼ぐ」のは簡単ではありません!
わたくしは「請求書」を手書きで書くと言う超アナログなやり方をやっているのですがこれには理由がありまして「お金を稼ぐ」という気持ちを忘れずにペンに念を込めながら請求書を書いてます(笑)
フリーランスなので毎月請求書を発注先に提出する。わたくしはこの時代にまだ手書きで1枚1枚請求書を書く。「仕事をやった事」を噛みしめるとともに、「お金を稼ぐ」という気持ちを忘れないために。ただむっちゃくちゃめんどくさい!
— メタル@雑記ヘヴィメタルブログ (@NEMMETAL325) July 3, 2018
ギャラがむちゃくちゃやすい仕事の請求書も手書きで書いてますが、正直泣きそうになる時もあります…
「なんでこんな仕事受けたんだろう」…
フリーランスになりたいみなさん!そして現在フリーランスのみなさん!
わたくしのような「仕事を断れない人間」を反面教師として「よきフリーランス」になって世界を動かしてください!!
フリーランス希望の方はこちら⬇︎