日常会話などでも出てくる四字熟語は日本の漢字4文字で作られた熟語なんですが、いろんなパターンの四字熟語がありまして、これを知っておくと役に立ちます
意外に普通の会話でも意識せずに出てきたりするんですよねー
あなたが知らず知らずのうちに使っている四字熟語もあると思います
- 危機一髪(ききいっぱつ)
- 自給自足(じきゅうじそく)
- 前代未聞(ぜんだいみもん)
など、どこかで聞いたことのある四字熟語があり日常的に使われています
簡単な四字熟語の意味や読み方を覚えましょう!
この記事はこんな方におすすめ
■簡単な四字熟語を知りたい方
■日常会話で使う四字熟語を知りたい方
■小学生用の四字熟語を知りたい方
日常会話などで使う簡単な四字熟語をまとめましたので、ぜひ調べてみてください
他にもいろんなレクリエーションゲームなどの特集もあります
■日常でよく使う四字熟語
日常会話で意外に使っていたりする四字熟語が数多くあります
意識せずに使っている言葉が四字熟語の場合などもありますが、意味をわかっていると今後さらに使いやすくなったり、理解できるようになります
お子さんなどにも簡単な四字熟語を教えるのも将来のためにはいいかもー
一石二鳥(いっせきにちょう)
意味:石を一つ投げて二羽の鳥を得ること。1つの行為で2つの利益を得ること。
弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)
意味:弱い者が強い者のえじきになること。強い者が弱い者を犠牲にして滅ぼして繁栄すること。
動物界は弱肉強食の世界で成り立っている
波乱万丈(はらんばんじょう)
意味:変化が極めて激しく、劇的であること。様々な苦労や出来事がある「変化のある人生」などに使ったりもする。
波乱万丈の人生は大変ですよねー
自由自在(じゆうじざい)
意味:自由のまま思う通りにすること。思う存分に振る舞う。
サッカーなどでも使われる言葉ですよね、自由自在に動くプレイヤーですねー
悪戦苦闘(あくせんくとう)
意味:困難な状況の中で、苦しみながら努力すること。強敵に死に物狂いで苦しい戦いをする
もっと簡単に日常では「瓶のフタを開けるのに悪戦苦闘する」みたいな使い方もしますね
自給自足(じきゅうじそく)
意味:自らの生活に必要な物資を自らの生産によって手に入れる生活。賃金を得るための労働などをせずに自分で生産する
田舎暮らしなどでは「自給自足生活」などと言われて、お米や野菜を自分で育てて自分で食べたりしている方もいらっしゃいますね
前代未聞(ぜんだいみもん)
意味:今まで聞いたことのないような珍しい出来事や大変な出来事のこと
スポーツや研究などで偉業が達成された時に「前代未聞!」という言葉を使いますね
一生懸命・一所懸命(いっしょうけんめい)
意味:自らの意思で物事にひたむきに取り組むこと。真剣に命がけで打ち込むことを意味する
「一生懸命」と「一所懸命」は同じ意味で使用されていて、どちらを使用しても正しいことにあっておりますが、現在では「一生懸命」と使用されるのが一般的です
順風満帆(じゅんぷうまんぱん)
意味:追い風を帆いっぱいに受けて船が軽快に進む意味から、物事が全て順調に進行することの例え
順風満帆な仕事と生活を送りたいですが…そういうわけにもいかないですね(笑)
以心伝心(いしんでんしん)
意味:心の中で思っていることが、声に出さなくてもお互いに理解しあえること。
親友や夫婦などでは「話さなくてもわかる」みたいな感じで「以心伝心」ですね
喜怒哀楽(きどあいらく)
意味:人間の持つ様々な感情のうち、代表的は4つの感情を表している四字熟語。「喜び」「怒り」「哀しみ」「楽しみ」
喜怒哀楽が激しく感情豊かな方もいらっしゃいますよねー
暴飲暴食(ぼういんぼうしょく)
意味:度を越して飲食すること。お酒や飲み物を度を越して飲んで、さらにむやみやたらに大食いすること。
体調管理は大切ですから、ほどほどにしましょうねー
本末転倒(ほんまつてんとう)
意味:物事の重要なことと、どうでもいいことの扱いが逆になっていること。変なとこにこだわって、大事なことを疎かにしてしまうこと。
わたくしでいうと本業があるのに、ブログにこだわりすぎて、本業でミスをしまくるっていうような感じは本末転倒ですね
油断大敵(ゆだんたいてき)
意味:失敗の原因は気のゆるみなど自分にあることが多いので、油断は物事の失敗の元で恐ろしい的であること。
気がゆるんだ時はいろいろと失敗しやすいので気をつけましょう!
一期一会(いちごいちえ)
意味:一生に一度の出会いの機会。生涯に一度限りであることという意味で茶道に由来する四字熟語
一生に一度の出会いであるということを心得て誠意を尽くすという素晴らしい言葉
絶体絶命(ぜったいぜつめい)
意味:どうしても逃げられない困難や危険な立場にあること。追い詰められて切羽詰まった状態
漫画やドラマなどでもよく出てくる「絶体絶命」の状態はハラハラしますね
百発百中(ひゃっぱつひゃくちゅう)
意味:発射した弾丸や矢がすべて命中することで、予想した計画がすべて的中すること
学生時代にテスト勉強したところが百発百中で当たると最高ですね
右往左往(うおうさおう)
意味:うろたえてあっちへ行ったり、こっちへ来たりすること。混乱して慌てている時に使われる
今の若者的には「テンパってる」みたいな感じですかねー
電光石火(でんこうせっか)
意味:稲妻の光や石を打った時に出る「火」の意味から、動きが非常に素早いことの例え。短い時間の例えにも使われる。
まさに電光石火の動きです!
自画自賛(じがじさん)
意味:自分で自分を褒めること。自分で描いた絵に自分で賛を書くという意味で、普通「賛」は他人に書いてもらう
今日の俺はかっこいいわー! 頭もいいし、いうことないなー
一心同体(いっしんどうたい)
意味:心も体も1つの人間であるかのように、二人、または多くの人が心を一つにして、強い絆で固く結びつくこと
心を一つにして強い絆で結ばれるといいですよねー
無我夢中(むがむちゅう)
意味:一つの物事に熱中して自分を忘れること。心を奪われて無意識的にただひたすら行動すること
無我夢中でゲームをすると時間が経つのも忘れてますよねー
相思相愛(そうしそうあい)
意味:男女がお互いに慕い合い、愛し合っていること。両想い。
燃えるような恋愛とかは相思相愛ですかねー
危機一髪(ききいっぱつ)
意味:髪の毛一本ほどのわずかな違いで危険に追い込まれている状態
危機一髪で脱出したみたいな時は本当にギリギリですね、ゲームでも「黒ひげ危機一髪」などもありますよねー
七転八倒(しちてんばっとう)
意味:七度転げ回り八度倒れるという意味から、転げまわるほどに苦しみが大きい様子。ひどく混乱している例えにも使われる。
転んでは起きて、起きたら転ぶという最悪の状況ですねー
才色兼備(さいしょくけんび)
意味:主に女性について、すぐれた才能と美しい容姿の両方を持っていることで使われる。
もっとざっくりいうと「美人で頭がいい人」ってことですね
一網打尽(いちもうだじん)
意味:ひと網で魚をとらえることで、一度に犯人や悪者を捕らえるという時に使われる
オレオレ詐欺のアジトを一網打尽だ!みたいな刑事ドラマのシーンがありますね
起死回生(きしかいせい)
意味:死にかかった人を生き返らせるという意味。崩壊や敗北などの危機に直面した状態を、一気に良い方向に立て直すこと。
野球でももう無理だーと思った時に「起死回生」のホームラン!みたいな感じ
不老不死(ふろうふし)
意味:永久に若くて死なないこと。不死身の類義語で「長生不老」と同じ意味となっております
映画や漫画などでは「不老不死の薬」などを奪い合うなどのシーンもありますよねー
自業自得(じごうじとく)
意味:自分でした(悪い)ことの報いを自分の身に受けること
一喜一憂(いっきいちゆう)
意味:状況の変化などちょっとしたことで、喜んだり不安になったりすること。周りの状況に振り回されている時にも使う。
感情が豊かなのはいいですが、あまりに一喜一憂すると見ている人もドキドキしますよね
古今東西(ここんとうざい)
意味:昔から現在まで(古今)東西四方のすべて、世界のあらゆるところを意味する。いつでもどこでも。
山手線(古今東西)ゲームが楽しめるお題50個と、遊び方などをまとめておりますので、ルールがわからない方はぜひ「古今東西ゲームのまとめ記事」をご覧ください
■仕事やビジネスでよく使う四字熟語
社会に出て仕事関係で出会った上司や取引先の人としゃべる時に難しい四字熟語を使う方もいますので、覚えておくといいかも
特に年配の方はよく使いますからね(笑)
単刀直入(たんとうちょくにゅう)
意味:遠回しではなく前置きなしに、直接に要点に入ること。一本の刀を持ち、ただ一人で敵陣に切り込む意味。
「えー単刀直入に言います!あなたはクビです」… こんなことは言われたくないですねー
粉骨砕身(ふんこつさいしん)
意味:力の限り努力すること。骨身を惜しまず一生懸命に働くこと。
力士の大関昇格や横綱昇格の時に使われる言葉でもありますが、今の時代上司から「粉骨砕身で働け!」と言われたらブラック企業だ!ってなりそう(笑)
一触即発(いっしょくそくはつ)
意味:極めて緊迫した状態や状況で、小さなきっかけで重大な事態が怒るかもしれない危険な状態に直面していること
取引先と一触即発の状態だから、しっかりと!
大器晩成(たいきばんせい)
意味:大きい器は完成するまでに時間がかかることから、真に偉大な人物は大成するが遅いということ
良い意味でもありそうだが、才能があるのに不遇な人に使うこともありますね
大義名分(たいぎめいぶん)
意味:人として一国の市民として守らなくてはならない義務。行動の基準となる道理や行動を起こす際の根拠などでも使う
国家の大義名分のために敵国を攻撃する!みたいにドラマなどでも使われてますね
言語道断(ごんごどうだん)
意味:言葉では説明が不可能であり、あまりにひどいこと。もってのほかである。
もうしゃべるな!ひどすぎる!言語道断だ!
適材適所(てきざいてきしょ)
意味:人の能力・特性などを正しく評価して、ふさわしい地位や仕事につけること。
孤立無援(こりつむえん)
意味:仲間も味方も誰もいなくてたった一人で助けてくれる人がいないこと
孤立無援になったらツラいですよねー
不平不満(ふへいふまん)
意味:文句や愚痴のこと。物事や状態に対して、穏やかでなく道足りない状態。
会社に対してに「不平不満」ばかりになると大変!
半信半疑(はんしんはんぎ)
意味:半分は信じているが、半分は疑っている状態。嘘か本当か判断に迷う様子。
時に半信半疑もいいことはありますが、人間関係を大切にしましょう!
支離滅裂(しりめつれつ)
意味:物事に一貫性がなく、バラバラでまとまりがないこと。筋道が立たずめちゃくちゃなこと。
上司の命令が支離滅裂だと、最悪の状態になりますね
平身低頭(へいしんていとう)
意味:ひれ伏して頭を低く下げて恐れ入ること。ひたすらわびること。
ドラマ「半沢直樹」でいう、「詫びろ詫びろ詫びろ!半沢〜〜〜〜」ということですね
臨機応変(りんきおうへん)
意味:その時、その場に応じて適切な手段を取ること。変化に対応するということ
これは会社でなくてもよく使いますよねー
八方美人(はっぽうびじん)
意味:誰からも悪く思われないように要領よく付き合ってゆく人で、誰に対してもうまく振る舞う。
この言葉は「美人」とついていますが悪い意味で使われることが多いですよねー
疑心暗鬼(ぎしんあんき)
意味:「疑心、暗鬼を生ず」の略で、疑いの心が起こると、ありもしない鬼の姿が見えるように何でもないことも恐ろしくなること
疑う気持ちが強すぎると、あれもこれも疑って恐ろしく感じたり怪しく感じちゃう!
心機一転(しんきいってん)
意味:あることをきっかけにして、すっかりと気持ちがいい方向に変わること。落ち込んだ状態を抜け出す時などに使う
転職して心機一転!とか失恋から立ち直って心機一転!など
■まとめ|よく使う四字熟語50選
日常会話や仕事などでもよく使う四字熟語をご紹介!
四字熟語は意外にも日常生活に入り込んでいて普通に使っている言葉も多いですよね
まだまだ驚くぐらい四字熟語はあるのですが、今回は「よく使う」「日常会話」をテーマにした四字熟語をご紹介しましたので、ぜひ覚えてくださいませ
他にも「日本語」についていろいろと記事もありますので参考にしてください
日本人でも言いにくい日本語
日本語なのに言いにくい言葉ってありますよね?それをつなぎ合わせると新しい早口言葉が出来上がるかも?
いろんなクイズ
10回クイズやひっかけクイズなどの言葉遊びゲームが知りたい方は下記を参考にどうぞ!