ROYAL HUNTはデンマーク🇩🇰のネオクラシカルメタルバンドで、北欧メタルの様式美とキャッチーな歌メロでヨーロッパでも人気のバンドです
日本でデビュー前にラジオで取り上げられると、たちまち注目のバンドとなり輸入盤のCDが飛ぶように売れて日本でも超人気に!!
とにかくキーボードがキラキラしています
わたくしは主にメロディックスピードメタル(通称メロスピ)やメロディックデスメタル(通称メロデス)など美しいメロディのヘヴィメタルを好んで聴いておりますので、ROYAL HUNTの来日公演も行きました!
この記事では北欧メタル・ROYAL HUNTについて書かせていただいています
■ROYAL HUNTが好きな方
■クラシカルメタル&メロスピが好きな方
■北欧メタルが大好きな方
そもそも「ヘヴィメタルってなんだ?」というヘヴィメタル入門者の方にはまずはこちらをご覧になることをオススメします⬇︎
■ROYAL HUNT
デンマークのネオクラシカル・プログレッシブメタルバンド
「ROYAL HUNT(ロイヤル・ハント)」
→オフィシャルTwitter(@royalhuntband)
1989年にキーボードのアンドレ・アンダーセン(@andre_andersen_)を中心に結成され、メロディックな楽曲とクラシカルなメロスピ的要素が日本でも大人気となる
わたくしも来日ライブ行っておりますし、むちゃくちゃハマりました!
ROYAL HUNTは北欧メタルに影響を与えたバンド
ROYAL HUNTは北欧のデンマーク出身のバンドなんですが、北欧メタルの様式美をさらにクラシカルにしたアプローチでキーボードが大々的にフューチャーされています
1993年にリリースされた1枚目のアルバム「LAND OF BROKEN HEARTS」は日本のメロスピ界の伝道師でヘヴィメタル著書も多い和田誠氏(@c_wadametalk)の激推しで超話題となりました
わたくしももちろん即購入です(笑)
HELLOWEENなどのジャーマンメタルが好きな方はどハマりしたはずです!
ただ、ROYAL HUNTの快進撃はヴォーカリストの交代でさらに加速します!
■ROYAL HUNT現在のメンバー
ROYAL HUNTは何度かのメンバーチェンジ(特にヴォーカル)を経て… 現在は!
ヴォーカル:D.C.クーパー(1994年〜1999年 2011年〜)
キーボード:アンドレ・アンダーセン(1989年〜)
ギター:ヨナス・ラーセン(2011年〜)
ベース:アンドレアス・パスマーク(2009年〜)
ドラム:アンドレアス・ヨハンソン(2015年〜)
2019年現在のヴォーカリストはD.C.クーパー(@DCCooper747)となっていますが、実はデビューアルバムと2ndアルバムのヴォーカルはヘンリック・ブロックマンというヴォーカルだったのです
ROYAL HUNT ヴォーカル変遷
1989年にROYAL HUNTが結成されてからヴォーカルは4人も変更しています
- ヘンリック・ブロックマン(1989年〜1994年)
- D.C.クーパー(1994年〜1999年)
- ジョン・ウエスト(1999年〜2007年)
- マーク・ボールズ(2007年〜2011年)
- D.C.クーパー(2011年〜)
バンドの顔とも言えるヴォーカリストがここまで変わるのは珍しいですが、それぞれのヴォーカリストは当然むちゃくちゃ上手いです
D.C.クーパー
In Moscow tonight for full DVD shoot! Thank you Yaroslavl for an incredible night last night! pic.twitter.com/eXr312occ8
— DC Cooper (@DCCooper747) April 2, 2016
ちなみにROYAL HUNTの人気を飛躍させたのは2代目のヴォーカリストであるD.C.クーパーで、彼のヴォーカルとセクシーな魅力が爆発しました
1994年の初来日公演で当時のファンは「ヴォーカル交代」ということを会場で知らされ、ヘンリックのような声が出るのかと心配だったそうですが、その不安をはるかに上回るD.C.クーパーの歌唱力が日本人のファンの心をぐっと掴んだのです
わたくしもD.C.クーパーの声が好きですねー甘いハイトーンなんですよねー
2019年現在はROYAL HUNTに再び加入しているのですが…どうなることやら
このヴォーカル変更にはROYAL HUNTのリーダでもあり絶対的存在であるキーボードのアンドレ・アンダーセンの意向が強いのです
■アンドレ・アンダーセン
ROYAL HUNTはキーボードのアンドレ・アンダーセンが作ったバンドで、絶対的存在であることは間違いありません!
https://twitter.com/royalhuntband/status/981105600137498630
ソロアルバムなども出しております
作曲家でもありプロデューサーでもあり超一流のキーボード奏者でもありますので、かなりの天才型のアーティストさんだなという印象です
同じクラシカルなメタルを奏でるスウェーデン出身のスーパーギタリストのイングヴェイ・マルムスティーンも好きだと言っておりますね
ROYAL HUNTの楽曲やアルバムコンセプトなど、すべてがこのアンドレ・アンダーソンにかかっていると言っても過言ではないので、この方の精神状態によって出来が変わりますね
ただ、キーボードを全面に押し出した新しい北欧メタルの道を作ったのはこの方で、実は日本人のみなさんが耳にしたことがあるであろう有名な曲を作っているのです!
■ROYAL HUNT×蝶野正洋
この曲をちょっと聴いてみてください!
♫Martial Arts【CRASH】
この曲聞いたことあるでしょ?
日本では大晦日のお楽しみ「ガキの使いの笑ってはいけない」で毎年ビンタで出てくるプロレスラーの蝶野正洋さんの登場曲なんですよ!
【YG7月号特集:プロレス・スーパーギター列伝】
ヤング・ギター2018年7月号はプロレス入場テーマ曲の歴史と“ギター”を徹底考察した『プロレス・スーパーギター列伝』大特集! 日本を代表するトップ・レスラー、“黒のカリスマ”蝶野正洋を表紙に迎えて6.9(土)発売!https://t.co/FbimWkTzcv pic.twitter.com/RnhyeJlxWx
— ヤング・ギター5月号『スラッシュとブルース』特集 (@young_guitar) June 1, 2018
キーボードのキラキラ感がすごいですよねー
とにかくROYAL HUNTはかっこいい楽曲が多いので、メロディックスピードメタルが好きな方なども絶対に好きになると思います!わたくしもそうでしたから!
■ROYAL HUNTの楽曲
ちょっと個人的にはROYAL HUNTの初期が好きなもので、そちらをご紹介
♫Epilogue
ミドルバラードでありながら、曲展開なども最高の楽曲!
♫Running Wild
このYouTubeは公式なんですが、ちょっと音が小さい… ただアンドレのキーボードプレイとD.C.クーパーの美しいハイトーンが聞ける日本で行われた1996年のライブ
♫Wasted Time
ROYAL HUNTらしい曲というか、キーボードとギターとハイトーンが最高に重なり合った楽曲ですが、やっぱりD.C.クーパーの声好きやわー
わたくしがヘヴィメタルに出会ったきっかけとなったブラジルのヘヴィメタルバンドでメロスピ界の至宝と言われている「ANGRA」のアンドレ・マトスさんの声も好きですが、それに負けていない美しいハイトーンが出る最強のシンガーですね
■新プロジェクト始動
ROYAL HUNTは2018年にアルバムをリリースしました
そして!2019年にアンドレ・アンダーセン率いる新プロジェクト「N’TRIBE」が始動したのですが、このメンバーがびっくり!
N’TRIBE ♫Staring Down the Barrel
ギターはROYAL HUNTのヨナス・ラーセンでヴォーカルはなんとROYAL HUNTの初代ヴォーカルでもあるヘンリック・ブロックマン!
クラッシック・ロック・プロジェクトということですが、ROYAL HUNTのメンバーはどう思っているんだろう?なんてことを考えてしまいました
D.C.クーパーの立場は? ヘンリックの声が合うってことかな?
とにかくアンドレさんは新しいことにチャレンジしております!
■ROYAL HUNT関連ブログ記事
ROYAL HUNTやメロスピ関連のことを他のブログ記事でも紹介しておりますので、こちらも参考にしていただきつつ、ROYAL HUNT以外のバンドのことも知っていただけたらという思いも込めて!
気になるバンドがいればぜひチェックして聴き込んでくださいませ!
■まとめ|ROYAL HUNTはネオクラシカルメタル
ROYAL HUNTはネオクラシカルメタルの伝道師である
美旋律のヘヴィメタルという意味合いではROYAL HUNTはクラシカルな要素と美しいヴォーカリストの声が特徴ですが、もはやヘヴィメタルという概念はないかもしれませんね
これがヘヴィメタルなんですよ!という感じの「ギターの音がゴリゴリ」「野太いヴォーカル」「激しすぎるパフォーマンス」みたいな音楽ではないですからねー
これでヘヴィメタルのジャンルは50種類以上あることがわかると思います
ぜひみなさんのお力でこの記事をTwitterなどのSNSで拡散していただけると幸いでございます