日本には四季を通じて「雨」がよく降りますが、その雨の種類や雨の名前は一説には400以上もあると言われています
あなたは「雨の種類」をいくつ知っていますか?
「天泣(てんきゅう)」っていう雨に関する言葉もあるのですが、わたくしも全く知らなかったので、そんな雨に関する種類や言葉を調べてみました!
雨には雨の種類や雨の降り方など日本人特有の言い回しや古来から伝わってきている風情ある呼び名など様々あります
- 狐の嫁入り
- 五月雨
- 村雨
- 梅雨
こんな言葉を1度は見たり聞いたりしたことがあると思います
雨は憂鬱な気分にもなりがちですが、「種類」や「言葉」を知っていれば時には雑学として役に立ちますよね!
日本は世界の中でも比較的雨が多い地域ということで「雨」にまつわる「雨の名曲」も多数ありますのでそちらもご紹介!
この記事は…
■雨の種類が知りたい方
■雨の表現方法を探している方
■雨の名曲が気になる方
■雨の名曲①徳永英明「♫Rainy Blue」
徳永英明さんの名曲「♫Rainy Blue」を聞きながら雨の種類をご覧ください!
■雨の種類を紹介
雨の種類は聞いたことのあるもの多し!
雨といってもその降り方はいろいろで、それぞれに名前がつけられています
気象庁のホームページでも紹介されております
霧雨(きりさめ)
霧のような微小な雨粒による弱い雨
小雨(こさめ)
雨粒が小さい雨
大雨(おおあめ)
大きな粒の雨が激しく降る
長雨(ながあめ)
数日に渡って長く雨が降ること
雷雨(らいう)
雷をともなう雨
暴風雨(ぼうふうう)
暴風にさらに雨がともなう
豪雨(ごうう)
激しく大量に降る雨
集中豪雨(しゅうちゅうごうう)
ゲリラ豪雨とも言われ、同じような場所で集中的に降る雨
通り雨
降り出したと思ったらすぐにやんでしまう雨
にわか雨
通り雨と似ているが一時的に突然降る雨
天気雨
晴天にも関わらずに降る雨
なんとなく天気予報などで聞いたことある名前ばかりですよね!
続いては「季節に関する雨の表現」となっております 👇
■雨の名曲②ASKA「♫はじまりはいつも雨」
ASKAさんの名曲「♫はじまりはいつも雨」を聞きながら季節に関する雨の表現をご覧ください!
■季節に関係する雨の表現
季節に関する雨の表現
日本は春夏秋冬の四季が風情ある国ですが、雨の表現も季節によって変わってその季節ならではの言い方で伝えられます
これは日本独特の言い方となっています
桜雨(さくらあめ)
桜の咲く季節に降る雨のこと
春雨(はるさめ)
春にしとしとと降る雨のこと
五月雨(さみだれ)
旧暦でいう5月に降る長雨のことで梅雨の別名
梅雨(つゆ)
おそらく日本で1番有名な雨の種類かもしれませんが、梅の実が熟す時期6月から7月にかけて長く降る雨のこと
送り梅雨(おくりつゆ)
梅雨が終わる頃に降る雨のこと
戻り梅雨(もどりつゆ)
梅雨が終わったのに、また降り続く雨のこと
空梅雨(からつゆ)
梅雨なのに雨が少ないこと
夕立(ゆうだち)
夏の夕方に降る激しい雨で「通り雨」「にわか雨」の夏版
秋雨(あきさめ)
8月後半から10月にかけて降る「長雨」を表し、秋雨前線のような言葉も天気予報でよく使われます
時雨(しぐれ)
秋から冬にかけて降る「にわか雨」のこと
氷雨(ひさめ)
氷の粒が降る雨のことで演歌の名曲「♫氷雨」でも「外は冬の雨〜まだやまぬ」と歌われております
季節によって雨の名前が変わったり、表現が違うんですよねー
続いては「雨の振り方の別名」となっております 👇
■雨の名曲③中西保志「♫最後の雨」
中西保志さんの名曲「♫最後の雨」を聞きながら雨の振り方の別名をご覧ください!
■雨の降り方の別名
雨の降り方の別名
雨の降り方によってその呼び名が変わったり別名になっていることもあります
難しい呼び名もいろいろありますが、意外に日常で使っている別名もありますし、地域や方言などでも変わってくると思います
驟雨(しゅうう)
短い間に一気に大量に降る雨のことで一般的には「にわか雨」
村雨(むらさめ)
強く降ってすぐにやむ雨のことで「群れた雨」が語源でこちらも「にわか雨」の別名
地雨(じあめ)
同じような強さで長く降る雨のことで「長雨」の別名
霖雨(りんう)
何日も長く降る雨のことで、こちらも「長雨」と同意
狐の嫁入り
天気雨と同意で晴天で降る雨のこと
土砂振り
すごい雨の勢いで降ること
難しい呼び方もありましたよねー正直使ったことない雨の別名もあります
続いては「風情ある雨の表現」となっております 👇
■雨の名曲④XJAPAN「♫Endless Rain」
XJAPANの名曲「♫Endless Rain」を聞きながら風情ある雨の表現をご覧ください!
XJAPANとは
■風情ある雨の表現
風情ある雨の表現は日本独特
雨の種類には本当にたくさんの言い方や表現があるのですが、個人的に風情があると思った「雨の表現」をご紹介
あまり日常で使う機会はないのですが、なんかいい感じ〜〜〜
涙雨(なみだあめ)
ほんの少しだけ降る雨のことですが、涙と雨でいい表現ですね
慈雨(じう)
恵みの雨という意味で、古来から雨の大切さがわかる言葉です
喜雨(きう)
日照りが続いている時に呼ばれる言葉で、こちらも「慈雨」と同様に農産業などの方には雨が降ってうれしい表現です
翠雨(すいう)
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、青葉に降りかかる雨という言葉です
白雨(はくう)
白く見える雨という表現で「にわか雨」や「夕立」と同意ですが、たしかにむちゃくちゃ降ったときは白く見えますよね
淫雨(いんう)
長く降り続く雨のことで「長雨」と同意ですが、なんか「淫」という字がすごい表現ですね
篠突く雨(しのつくあめ)
地面に叩きつけるような雨という意味で、篠とは細くて群がった竹や笹の総称でその様子からこのような表現に!おしゃれですねー
天泣(てんきゅう)
天が泣くと書いて「天泣」は空が晴れているのに雨が降ることで「狐の嫁入り」とも呼ばれたますが「天泣」の方がかっこい表現ですね
天泣っていう言葉は使ったこともないですが、なんかかっこいいですよねー
ちょっとニュアンスもありますが、日本の風情ありますよねー
続いては「雨に関する本」となっております 👇
■雨に関する本
雨に関する詳しい本もあります!
この記事で雨のことが気になって、さらにもっと詳しく知りたい方は本や電子書籍などで調べることもできますので、深い雨の世界へ!
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■まとめ|雨の種類・言葉・表現
雨に関するものだけでも「種類」「言葉」「表現」「名曲」「本」などいろいろあって、やはり日本人と雨は深い関係性があると感じましたね
今回紹介したものはほんの一部ですが、雨のことを知ることによって雨が降った時にはいつもとは違う景色や感情が見えてくるかもしれません
雨が降るとレジャーとか旅行とかは大変なんですけど、家での過ごし方(暇つぶし)はいろいろありますので雨が降ってもポジティブにいきましょう!