みなさんは「ヘヴィメタル(HeavyMetal)」という音楽をご存知でしょうか?
「ヘビメタ」「メタル」などと様々な呼び方があります。
日本語で表記すると「重金属」といういかにも重い感じがしますよね。
この「ヘヴィメタル(HeavyMetal)」という音楽に取り憑かれ、およそ30年間聴き続けているわたくしの「ヘヴィメタルとの出会い」を書きとめておこうと思います。
ちなみに現在の「ヘヴィメタル(HeavyMetal)」CD保有枚数は約1500枚にまでなりました。
なぜこんなことになったのか?(笑)
わたくしメタル(@NEMMETAL325)がヘヴィメタルを聴くきっかけとなった出来事を実話でお届けしたいと思います!
■ヘヴィメタルとの出会い
ヘヴィメタルという音楽との出会い
わたくしが初めて買ったCDは日本が誇るヘヴィメタルバンドの1つ「聖飢魔Ⅱ」の「悪魔が来たりてヘヴィメタる」というアルバムでした。
なぜこのCDを購入したのか?記憶を辿るとテレビ番組で「聖飢魔Ⅱ」が歌っている姿に衝撃を受けている少年時代のわたくしが浮かんできます。
メタル少年にはその姿はさぞかし衝撃だったのでしょう!
そこで「ヘヴィメタル」という音楽のジャンルにも初めて触れることになるのです。
しかしこの当時はお小遣いも少なく、情報収集能力もなかったのでどハマりするには至ってないのです。
特に何も変わることもなく中学校を卒業し高校へ… ここで運命の出会いが!
三浦くん
高校に入学し同じクラスの「三浦くん」と友達になりました。
「三浦くん」はすごく穏やかな性格でわたくしも非常に気が合いました。休み時間も一緒にしゃべって、楽しい学校生活が始まっていました。
そして運命の時は近づいてくるのです。
とある休み時間にこんな会話が…
この時は正直胸を張って「ヘヴィメタル聞いてる!」とは言いにくい感覚でした。
「何それ?」「ヘヴィメタル聴いてるとかちょっとおかしいんちゃう?」と言われることに抵抗があったので、答えをはぐらかしていると三浦くんが…
洋楽はこの当時ほとんど聞いていなかったのは本当だったので、ここは正直に答えると三浦くんは話を進めます
まさかの三浦くんの口から「ヘヴィメタル」という言葉が!
見た目からも温厚でとてつもなく優しい雰囲気をもつ三浦くんが「ヘヴィメタル」ですよ!
それも「洋楽」!
洋楽をほとんど聴いたことないわたくしよりも何歩も先を行っていて、三浦くんがものすごく大人に見えた瞬間でもあります。
そこからはわたくしも「聖飢魔Ⅱ」が好きで聞いていることを告白すると「何でさっき言わへんかったん?」と笑われながら、教室の片隅で「ヘヴィメタル」トークに花を咲かせました。
しかし三浦くんは「洋楽のヘヴィメタル」というわたくしにとってまだ未知の世界をすでに体験していたので、思い切って三浦くんに「CD貸してくれへん?」とお願いしました。
三浦くんは「ええよ!明日持ってくるわ」とニコニコしながら快諾してくれました。
初めての洋楽ヘヴィメタル
次の日、わたくしはワクワクしながら学校へ行き三浦くんに「初めての洋楽ヘヴィメタル」となるCDを借りることに… これがまさに運命の出会いとなるのです。
三浦くんから初めて借りた「洋楽ヘヴィメタル」は「Viper(ヴァイパー)」というブラジルのバンドのファーストアルバム【Soldiers of Sunrise】でした。
洋楽ヘヴィメタルも初めてなのに、ブラジル!!? ブラジルにもヘヴィメタルがあるの?まさに衝撃だらけの「洋楽ヘヴィメタル」デビューとなったのです。
早速、休み時間に持っていたCDウォークマンで「Viper」の曲を三浦くんとイヤホンを片方づつつけて一緒に聞くことに…
三浦くんはニコニコしながらわたくしの方を見ているが、わたくしはドキドキと期待感でなぜか天井を見つめながらCDの再生を待つ… そして運命の時…
イントロが聞こえてくる…
スピード感あるギター音…
ずっしりと重低音で響くベース音…
ヘヴィメタル独特の速いリズムのドラム音…
そして極め付けは耳をつんざくような高音ボーカル…
「なんだこれは?」「最高すぎる!!」興奮しかありません!わたくしがどんな顔をしていたかは三浦くんしかわかりませんが、多分ニヤニヤしていたと思います。
この光景を他のクラスメイトは見ていたのでしょうか?教室の片隅で2人でCDを聴きながらニヤニヤしている休み時間。
まさか「ヘヴィメタルを聴いていたなんて」
この「Viper」というバンドがわたくしをこの先長く続く「ヘヴィメタルへの道」へと導いてくれたのです。
■ヘヴィメタルCD収集の始まり
ヘヴィメタルCD収集
この出会いとともに、わたくしのヘヴィメタルCD収集が始まります。もちろん三浦くんからCDを何枚も借りましたし、気に入ったものは自分で買いに行きました。
ちなみにこの「Viper」というバンドは数あるヘヴィメタルのジャンルの中で「メロディックスピードメタル」というジャンル
もし三浦くんが別の「スラッシュメタル」や「ブラックメタル」「デスメタル」という別ジャンルのヘヴィメタルを最初に聞かせてくれていたら、人生はまた違ったものになっていたかもしれません。
わたくしは「メロディックスピードメタル」にどっぷりハマり、「メロディックスピードメタル」のバンドをCD屋さんで探しまくって開拓していくのです。
メタラーとして生きています
この後もわたくしはヘヴィメタルを聴き続けております
あの高校生の時はお金がなかったので買えなかったCDも大人となった今は好きなヘヴィメタルのCDを買うことができているので幸せですね
メタラーとしてヘヴィメタルという音楽が世の中にもっと広まって、メタラー人口が増加すればこんなにうれしいことはありません!
そんな「メタラー増加計画」なんかも妄想で考えております
■まとめ|ヘヴィメタルとの出会い
これがわたくしと「ヘヴィメタル」との出会いであり聴くきっかけとなった出来事です
三浦くんには本当に感謝しています。「ヘヴィメタルを好きになってよかった!」と心からそう思ってます。
音楽のジャンルは様々でどれが1番とかはもちろんないですし、みなさんも自分に合う音楽を聴いていると思います。
ちなみにこの高校時代には「部活を続けてよかった」という思い出も!