イタリアのヘヴィメタル界に衝撃をもたらしたRhapsody Of Fire(ラプソディ・オブ・ファイヤー)というシンフォニックパワーメタルバンド
日本人に心に突き刺さるメロディと展開で大人気に!
さらに極め付けであるファーストアルバムジャケットの聖剣とドラゴンがクサいメロディを求める「クサメタルファン」の心を完全に鷲掴み!
わたくしは主にメロディックスピードメタル(通称メロスピ)やメロディックデスメタル(通称メロデス)など美しいメロディのヘヴィメタルを好んで聴いておりますので、もちろん大好物
ただこのRhapsody Of Fireというバンド…いろいろと問題もあります(笑)
この記事ではRhapsody Of Fireについて書かせていただいています
■Rhapsody Of Fireが好きな方
■メロスピ&シンフォニックメタルが好きな方
■イタリアのヘヴィメタルが大好きな方
そもそも「ヘヴィメタルってなんだ?」というヘヴィメタル入門者の方にはまずはこちらをご覧になることをオススメします⬇︎
■Rhapsody of Fire
イタリアのシンフォニックメタルバンド
「Rhapsody Of Fire(ラプソディ・オブ・ファイヤー)」
→オフィシャルTwitter(@_rhapsodyoffire)
1993年にイタリアで結成し、元々は「RHAPSODY」というバンド名だったが2006年に「Rhapsody Of Fire」に改名
イタリアを代表するシンフォニックパワーメタルバンドで、現在のシンフォニックメタルの形を作り貢献したバンドといっても過言ではありません!
大げさなオーケストレーションと、大げさな曲展開と、大げさなコーラスなど、とにかく壮大な世界観をイメージさせる楽曲が魅力です
Rhapsody Of Fireはメロディックスピードメタルの影響を受けたバンド
Rhapsody Of Fireの音楽はメロディックスピードメタルが原型となっておりジャーマンメタルの音楽性などを基礎としてHELLOWEENにも影響を受けています
しかし!それだけではとどまらずに、独自のシンフォニックメタルというさらに進化した楽曲を数々提供して日本でも大人気となります
クラッシック的な要素は超絶速弾きギタリストのイングヴェイ・マルムスティーンですね
1997年にリリースされた1枚目のアルバム「Legendary Tales」を聴いた日本のメロスピファンはひっくり返ったはずです
わたくしもアルバムジャケットから心を奪われ、楽曲を聴いてあまりのすごさにドキドキが止まらなかった記憶がありますね(笑)
♫Warrior of Ice
ファーストアルバムの2曲目に収録されている曲で、とにかく大げさな曲展開とヴォーカルののファビオ・リオーネの伸びやかなヴォーカルが印象的!
ただ、Rhapsodyというバンドは分裂してしまうのです…
■Rhapsody Of Fire現在のメンバー
Rhapsody Of Fireはとにかくメンバーチェンジが激しいバンドで、結成当初のメンバーで残っているのはキーボードのアレックスのみ…
ヴォーカル:ジャコモ・ヴォーリ(2016年〜)
ギター:ロベルト・デ・ミケーリ(2011年〜)
キーボード:アレックス・スタロポリ(1993年〜)
ベース:アレッサンドロ・サーラ(2015年〜)
ドラム:マヌ・ロッター(2016年〜)
2019年はこのようなメンバーなのですが、Rhapsody Of Fireの音楽的な中心にはキーボードのアレックス・スタロポリともう1人…
ギターのルカ・トゥリッリが最重要人物なのです
しかし2011年に「アレックス派」と「ルカ派」に分裂して、Rhapsody Of Fireという名前はアレックスが引き継ぎ、ルカはバンドを去ります
ルカ・トゥリッリ
2011年に脱退というか「友好的分裂」だったそうですが、そこからルカ・トゥリッリはLuca Turilli’s Dreamquestというプロジェクトでアルバムを出しつつ、Rhapsody という名前を使い、Luca Turilli’s Rhapsody というバンドを結成します
なんかすごいことですよねー「Rhapsody」というバンドが2つ存在している感じです
わたくしは勝手に「ルカソディ」と言ってます
ファビオ・リオーネ
そしてもう1人…Rhapsody Of Fire元ヴォーカリストのファビオ・リオーネ(@fabiolione_com)もRhapsody Of Fireを語るには最重要人物なのです
1996年のデビューアルバムから2016年まで20年間もRhapsody Of Fireのヴォーカルをつとめ、イタリアンメタルには欠かせない存在なのです
Rhapsody Of Fireを始め、イタリアのバンドLABYRINTHやVision Divineのヴォーカルなどもやりつつ、現在はブラジルを代表する「ANGRA」のヴォーカリストでもあります!すごすぎ!
■Luca Turilli’s RHAPSODY
2011年に友好的分裂という形でRhapsodyを去ったルカ・トゥリッリが作ったLuca Turilli’s RHAPSODYもシンフォニックメタルとなっています!
かなりオーケストラ色とシンフォニック色が濃いくなり疾走感は少なめなのですが、ルカ・トゥリッリさんは本来はかなりクラシカルが好きな方だと思います
そしてこれだけだと思いきや…
なんと!ルカ・トゥリッリと元Rhapsody Of Fireで現在ANGRAのファビオ・リオーネが新しいプロジェクトを立ち上げたのです!
■Turilli/Lione Rhapsody
もう正直パニックですよね(笑)
ルカ・トゥリッリがファビオと共にバンドをするということは、元のRhapsody Of Fireに戻ったというか… いやRhapsody Of Fireの本体はキーボードのアレックスがメインで活動してるんですよ…
このプロジェクトはかなり驚きですよねー
Turilli/Lione RHAPSODY(@ltrhapsody)という名前なのですが、元のLuca Turilli’s RHAPSODYを解散して、このバンドになったという認識ですかね
うーんややこしい(笑)
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とにかくいろいろあるRhapsody Of Fireというバンドですが、個人的には初期の分裂していないRhapsodyの楽曲が好きです
■Rhapsody時代の楽曲
Rhapsody名義で出されているアルバムは初期のものですが、とにかくオーケストラでシンフォニックで壮大な名曲が多数!
この曲を聴けばRhapsodyがわかる!!
♫Emerald Sword
Rhapsodyといえばこの曲!と言われる「エメラルドソード」は曲のドラマティックな展開からクラッシック色の強さやコンセプトなどすべてがそろったクサメタルの名曲中の名曲!
♫Holy Thunderforce
シンフォニックメタルの醍醐味である騎士・聖剣などが登場するMVでさらに大げさな曲展開もたまらない楽曲となっています
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■Rhapsody Of Fireの楽曲
2019年のRhapsody Of Fire
こちらは本家というかアレックスのRhapsody Of Fireの楽曲で、初期に戻ったようなスピーディーでシンフォニックなメタルになっています!
さらに、MVでは聖剣も登場してまさに原点回帰といったところでしょうか
♫Rain Of Fury
ファビオ・リオーネの後任としてオーディションで選ばれたジャコモ・ヴォーリのヴォーカルもさすがにしっかりとしております!
ちなみにこちらの曲の作詞をしたのは日本人女性ヴォーカリストSAEKOさん(@InfoSaeko)で日本版のボーナストラックには「Rain Of Fury」も日本語バージョンが収録されています
Alex Staropoli with the talented singer-songwriter Saeko Kitamae who wrote the Japanese translation of “Rain of Fury”! So great to meet her! pic.twitter.com/3qm2BGQUNo
— Rhapsody Of Fire (@_rhapsodyoffire) June 4, 2019
SAEKOさんの隣にいるのがアレックスですね
■Rapsody Of Fire関連ブログ記事
Rhapsody Of Fireやヘヴィメタル関連のことを他のブログ記事でも紹介しておりますので、こちらも参考にしていただきつつ、Rhapsody Of Fire以外のバンドのことも知っていただけたらという思いも込めて!
気になるバンドがいればぜひチェックして聴き込んでくださいませ!
■まとめ|Rhapsody Of Fireはシンフォニックメタル神
Rhapsody Of Fireはシンフォニックメタルの神である
とにかく記事を見ていただいてわかったように、Rhapsody Of Fireというバンドはいろいろありまして、正直ややこしいですよね!
絶対に間違うというか「どういうこと?」ってなる方もいますよね(笑)
ただ、シンフォニックメタルというジャンルを確立したRhapsody Of Fireおよび、ルカ・トゥリッリやファビオ・リオーネの今後の活動も楽しみですね
最終的には完全に合体とかするんかな?
というわけで、名曲「♫Emerald Sword」をMVバージョンでもう1度聴きましょう!
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