みなさんは学生時代に「部活動」はやっていましたか?
学生時代の部活動は大きく分けると「文化系」と「体育系」に分かれると思いますが、わたくしはどちらを選択するにしても学生時代の「部活動」賛成派でございます
「部活を続けてよかった!」と心から思ってます
今の時代(2019年)には「部活動なんて古い!」「そんなことやらなくても!」みたいな意見も多いとは思います
しかし…
「部活を続けたから今の人生がある!」
わたくしにとっては「部活」=「人生」となりました
ちなみにわたくしがやっていた部活は「ソフトテニス」です
この記事は…
■部活動を続けようか迷っている方
■部活動に疑問を持つ方
■学生時代部活動に打ち込んできた方
そんなみなさまにわたくしが「部活を続けてよかった」という体験談をもとにお伝えしようと思っております。
■部活を続けてよかったこと
わたくしはむちゃくちゃ体育会系の部活動でした
ちなみに体育会系のイメージはどんな感じですか?
■「上限関係が厳しい」 →正解
■「先生が厳しい」 →正解
■「練習がしんどい」 →正解
■「ガサツ」 →人による
■「ノリがうざい」 →人による
まあ、あんまりいいイメージはないですよね(笑)
というわけでみなさんは「ソフトテニス」って知ってますかね?
松岡修造さんとか錦織圭さんとか大坂なおみさんがやっているのは「テニス」で、それとは違い「ソフトテニス」です
「黄色いボールじゃなくてペコペコのボールね!」
そんな感じでイジられる場合もありますが… まあしゃーない
正直、オリンピック競技でもありませんしマイナースポーツだとは思いますが競技人口は非常に多いんですよ! これ本当!
わたくしは「ソフトテニス部」に中学・高校・大学と在籍し「ソフトテニス」にすべての青春を掲げてきたと言っても過言ではありません
12歳から22歳のほぼ10年間!!
「部活をやめたい」と思ったことも正直あります
しかし「やめなかった」「続けた」
この決断がのちの人生の大きな影響を及ぼしたのです
わたくしの人生はすべて「部活」からスタートしていました
わたくしが青春を捧げた1990年代の「部活動」の話なので、今の「部活動」とは全く違うかもしれませんがそこからへんはご了承ください
※個人的な体験談です
■部活の根性論|精神論|愛のムチ
どのような学生生活だったのか?
本当に個人的な活動の記録を書いておりますが、実際に部活動で体験したことをそのまま残したいという思いもあり「中学編」「高校編」「大学編」となっております
2019年の今の時代にはふさわしくない「根性論」「精神論」「愛のムチ」ということで、部活に入ろうか迷っている学生さんにはちょっとハードな記事かもしれませんが、わたくしは「部活で人生が変わった」と言い切れます!
というわけで、中学の部活動編からスタートです!
■中学校での部活動編
中学校ではどんな部活動生活だったのか?
小学生の時は「野球」をやっていたのですが、中学校入学時は体も小さかったので父親のススメで「ソフトテニス部」に入部することにしました
正直、中学時代のソフトテニス部は「遊び」でした
練習もダラダラやってましたし(笑)
試合に出ても地区予選で1回戦負けなんて普通の状態
試合に負けても「まぁしゃーないか」程度
県大会に出ようという「夢」なんてもちろんなかったですので、中学校の部活動の思い出はかなり薄いものとなっているのです
しかし、中学卒業する時に「人生最大のターニングポイント」が訪れました
それは「ソフトテニスの強豪校に入学すること」でした。
ソフトテニスの強豪校に入ることによってわたくしの猛烈な体育会系人生はスタートします!ここからが地獄の部活動編の始まりです!
■高校での部活編 (1年生)
中学生の時はとにかくへっぽこでほぼ初心者状態のわたくしが何の勝算があったのか、若気の至りなのか… ソフトテニスの強豪校に入学するのです
入学して「ソフトテニス部」の門を叩くわけですが、やはり強豪校ということで入部志望数もかなり多く、1年生だけで30人ぐらいいたかも?
※ちなみに公立高校なので、これでも多い方だと思います(笑)私立の高校とかになると志望部員数100名なんてこともありますが…
さらに、入部希望者はやはり中学生の時から「県大会に出場」していたりする有名なプレイヤーがずらりと並んでいるわけです
そこに、ほぼ初心者のわたくしが入部するわけで最初の戦闘力から違います
地区大会でも1回戦負けのやつVS県大会出場者です
こんなもん普通に考えて無理です
しかし、ここからわたくしは「とにかく上手くなりたい」という一心で練習に打ち込みます
まあ、部員数も多かったので誰も見てないですがとにかくやるしかなかったのですが徐々に1年生が「部活をやめて」いきます
その原因の1つは「とにかく厳しい練習」です
朝練はもちろんで昼に筋トレ授業が終わってからはすぐにコート直行
日が暮れるまで練習して1年生は部室の掃除などもあり休みなんてもちろんありません (テスト期間中は多少あったかな?)
今の時代(2019年)では考えられないかもしれませんが本当です
そんな環境だったので、中学校の時に有名だったプレイヤーたちもやめていったのですが辞める原因は「休みがない」だけではなかったのです
もう1つの「部活を辞める大きな原因」がありました
それは「愛のムチ」です
今でいう「体罰」ですかね、昔も「体罰」だったのかしら?
ここで「愛のムチ」と「体罰」についてわたくしの考えを述べておきます
■愛のムチと体罰の違い
愛のムチと体罰は違うのか?
スポーツ界では体罰の問題が多発しておりますが、わたくしの時代(1990年代)ももちろんありました。
むちゃくちゃどつかれました(笑)
もう本当に笑っちゃうぐらいどつかれてます
それは
「体罰なのか?」
「愛のムチなのか?」
この論争はきっといつまで経っても終わることはないでしょう
個人のとらえ方でもあります
わたくし個人としては「体罰」と思ったことは1度もありません
「愛のムチ」だと
事実、わたくしは何度もどつかれましたが、それを親に打ち明けたことは1度もありませんでした。
なぜかというと「体罰」と思ってなかったからです
こんな理不尽な怒られ方もしました…
■試合に勝ってもどつかれる
■アドバイスを聞いている時に目をそらしたらどつかれる
■試合中に少しでも笑みが出てどつかれる
などなど多数あります
まあ、今考えたらむちゃくちゃですが(笑)
しかし顧問の先生を恨んだことは1度もありませんし、今でも最大の恩師です!
人生を変えてくれたんですから!
あくまで1990年代の話ですから、決して「体罰」を肯定しているわけではありませんのであしからず!
そして1年生の時は試合にももちろん出ることもなく練習に明け暮れましたが「しんどい」とは思わなかったですね
なにせ「1番下手」だったので当然です
ちなみにこの高校1年生の時に「ヘヴィメタルとの出会い」もあります
そして時は過ぎ高校2年生に…
■高校の部活編 (2年生)
そして2年生になると部員数もかなり減りましたが、今度は「優秀な1年生」が入部してくるのです。
わたくしはほぼ初心者状態で入部したへっぽこでしたが1年間頑張りました。
しかしスポーツの世界はそんなに甘いものではありません
後輩だろうが実力があるやつが試合に出れる!
ここがわたくしが初めて
「部活をやめたい」と思った瞬間でした
1年間必死に練習してきたのに、後輩にすでに実力で抜かれてるんですよねー後輩もやはり県大会でいい成績を残したやつとかがもちろん強豪校なので入ってくるんですよ!
ただ同級生との絆と「1年間やってきたのに!」という思いが強くなんとかとどまることになりました
今思うと、ここでやめなくてよかった!
そして最初は1番下手くそだったわたくしも2年生になり知らず知らずのうちに上手くなってきたようで徐々に地区大会でも勝てるようになってきました
※先輩・後輩がみんな上手いですからね(笑)
余談 (甘い恋の青春物語)
余談ですが、この時期にわたくしは生まれて初めての彼女ができます(笑)
なんと相手は別の高校のソフトテニス部のマネージャー!
超青春でしょ?(笑)
地区大会や県大会にも出場できるようになってくると、やっぱり目立ちますからねー
だから試合が終わった後は2人で帰ったり…
いやー青春だったなーー
そして運命の高校3年生に…
■高校の部活編 (3年生)
そして3年生になるとわたくしは3番手のレギュラーになってました、ちなみに団体戦は3番手まで出場できるのです
あの1番下手だった男が強豪校のレギュラーになったのです
優秀な同級生のプレイヤーが惜しくも部活をやめたりしたのもありましたし、まあ自慢するわけではないですが、むっちゃ練習しましたからね(自慢)
最終的に高校3年生まで部活をやめずに残った同期は7名でした…
そして高校3年生になると最後の大会があります
目標はもちろん「全国大会出場(インターハイ)」です
ソフトテニスには「団体」と「個人」があり「団体戦」はチームから3ペア出場できます
そして「地区予選」の「団体戦」で優勝し県大会へ
「地区予選」の個人戦はベスト4で県大会へ (同じチームの1番手ペアに敗れる)
ちなみにこの頃から進路についても話があったりしますよね
「全国大会に出場したら大学に行ける!(スポーツ推薦)」
これだけを信じて勉強もろくにせずソフトテニスをやってきました
明らかにバカですね(笑)
全国大会に行けなければ大学も行けない… やるしかねえ!
そして「県大会」へ…
ちなみに全国大会に行けるのは団体戦で優勝した1チームのみ
個人戦はベスト8以上
そして運命の高校3年生最後の「県大会」
結果は団体戦「優勝」! 個人戦「ベスト8」!
なんと「団体戦」「個人戦」両方で「全国大会(インターハイ)」に出場できたのです
奇跡です!
初心者同然で入部した男が「全国大会」に出場できたのです
ありがとう! 頑張ってきてよかった!!
そして全国大会(インターハイ)は…
まあそりゃ甘くなかったですね、「全国大会優勝」を目標としているチームとはやはり実力が違いました…
団体戦・個人戦ともに2回戦負けでわたくしの「ソフトテニス」に捧げた青春の高校時代は幕を閉じたのです
そして、わたくしはなんとか「全国大会出場」という目標を達成し大学へ…
■大学での部活編
わたくしはスポーツ推薦で大学に無事入学することに成功しました
「スポーツ推薦」とは、スポーツの成績で大学に行くことなのですが、途中で辞めると自分の出身校の後輩に迷惑がかかるのです
簡単にいうと「やめたやつの後輩は今後推薦しない」的な感じです
ただ、大学は高校時代と違って「愛のムチ」はなかったですね(笑)
上下関係は厳しかったですが、大学になると車にも乗れるし、20歳になったらお酒も飲めるしで結構楽しく「ソフトテニス」しながら、冬の時期にはバイトもやっておりました。
楽しくすごしつつもこんな恐怖の体験も…
バイトは警備員で「昼」働いて、さらに「夜」働く!みたいな
どうしても「車」が欲しかったんですよねーそして車を買って京都にもむちゃくちゃ遊びに行きましたねー真夜中に金閣寺を見に行ったり、遊びまくりました
そして、この大学に入学したことで今の嫁と出会います、これも運命ですね
ソフトテニスが縁で嫁をゲットです
わたくしが全国大会に行っていなければ嫁と出会うこともなかったでしょうし、まさに「部活を続けてよかった」ですね
その後ももちろん「ソフトテニス」はやめず続けました
就職の時によく言われる「体育会系は就職に有利だぞ!」
これはわたくしには関係ありませんでした(笑)
なぜなら大学を卒業して現在の仕事でもある「フリーランス」となっちゃいます
(正確には在学中)
■まとめ|体育会系の部活を続けてよかった
部活を続けてよかったことをまとめてみると…
■「素晴らしい恩師ができた」
■「苦楽を共にした親友ができた」
■「根性がついた」
■「不条理なことに対して免疫がついた」
■「やればできる!という精神力がついた」
まあ何にしても「根性」がついたってことです
「根性論」とか「精神論」とか「愛のムチ」とかマジで体育会系のやつウゼェーーと思う方もいるかもしれませんがこれがわたくしの人生です!
「部活を続けたから今の人生がある!」